Dragino SDI-12-LB/LS – SDI-12 to LoRaWAN Converter
Dragino社製 SDI-12-LB/LSは、SDI-12 インターフェースを持つセンサーと LoRaWAN ネットワークを接続するためのコンバーターです。SDI-12 規格のセンサーを既存の LoRaWAN インフラに簡単に統合でき、従来の有線接続から無線ネットワークへの移行を可能にします。これにより、農業や環境モニタリングの現場で、離れた場所のセンサーからも効率的にデータを収集することができます。
主な特徴
- SDI-12 v1.3 規格に準拠し、SDI-12 センサーと接続可能
- LoRaWAN 1.0.3 プロトコルに対応し、クラス A デバイスとして動作
- 低消費電力設計(スリープモード時は約 5μA)
- Bluetooth LE を介したワイヤレス設定
- 動作温度範囲は-40°C〜+85°C
- 5V 300mA, 12V 100mA による電力供給
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SDI-12-LB: 8500mAh 塩化チオニルリチウム電池
- SDI-12-LS: ソーラーパネル + 3000mAh リチウムイオン電池
仕様
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インターフェース: SDI-12プロトコル
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通信方式: LoRaWAN 1.0.3 Class A
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動作温度範囲: -40°C ~ +85°C
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電源: 3.6Vリチウムバッテリー
The Things Stack 対応
無料で利用できるLoRaWANサーバであるThe Things Stack SandBoxやAWS IoT Core for LoRaWANと連携し利用できます。これにより、初期投資を抑えて、簡単にLoRaWANソリューションを導入することができます。
用途例
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農業分野: 土壌水分センサーや気象センサーをLoRaWANネットワーク経由でデータ収集
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環境モニタリング: 環境センサーからのデータを遠隔でリアルタイム収集
SDI-12-LB/LSは、SDI-12センサーとLoRaWANネットワークを簡単に接続することで、IoTアプリケーションの効率的な運用をサポートします。これにより、各種データを迅速かつ信頼性高く取得することが可能です。
公式マニュアルは、こちらです。
また、当社ブログにて、水ポテンシャルセンサーとの接続方法について解説しております。